壊れたり変色した場合

安く済ませたい人向け
保険を適応できる素材が良いなら、レジンを選択してください。
値段が安いことが魅力で、多くの人がこの素材でセラミック矯正を行っています。
ただ施術を受けた直後は白く綺麗な見た目をしていますが、着色汚れが付きやすいです。
ですから2年から3年が経過すると、汚れが目立つようになるでしょう。
耐久性が低く、短い期間で交換しなければいけない面がデメリットになります。
ただ表面に付着した汚れなら、歯のクリーニングを受けることで綺麗になる可能性があります。
汚れが気になったけれどまだ交換したくない人は、とりあえず歯医者でクリーニングを依頼するのが良い方法です。
また前歯など、目立つ部分にレジンを使うことを避けても良いでしょう。
長持ちする素材とは
耐久性が高いことを優先するなら、ジルコニアやポーセレンといった素材を使えないか医師に相談してください。
これらは変色しにくく、長く使用できる面がメリットです。
大事にケアをしていれば、10年は長持ちするでしょう。
ただ保険を適応できないことが多く、治療費が高くなります。
歯を1本治療するのに数万円という金額になるので、セラミック矯正が必要な歯がたくさんある場合は、全てをこの素材で済ませるのは難しいかもしれません。
奥歯は変色してもそれほど目立たないので、目立ちやすい前歯から優先的に、保険を適応できない素材を使いましょう。
また事前に、料金を詳しく聞いてください。
歯医者ごとに料金が変わるので、複数の歯医者に聞くのもおすすめです。